分散補償FBG
分散補償器用FBGはグレーティングのピッチを変化させることにより、波長毎に反射位置を変え、遅延時間を変えることにより分散を制御している。
当社製品はフェーズマスクを用いない"DirectRite"方式という直接UV-書込み技術方式で製造されます。
特 長
①非常に低い挿入損失
②非常に低いグループ・リップル
③精度の高いスロープ補償
④カスタム仕様の補償値に応じます
⑤全C-バンド波長帯の補償(高チャンネル数)可能
⑥分散範囲-3000~+3000ps/nm可能
⑦2重分散設計(QuadraticDispersionDesign)
⑧80ch.まで対応可能
⑨FWHM:0.027~30nm対応可能
応 用
①地域並びに長距離DWDM光システム
②RF ビーム・ホーミング
仕様
SMF-28スパン長さ*1 |
20-100km |
スロープ整合 |
>98% |
チャンネル数 |
11,33,66 又はカスタム仕様 |
挿入損失/挿入損失リップル |
<2.0dB / <1dB |
チャンネル間隔 |
50,100,200GHz 又は カスタム仕様 |
チャンネルバンド幅(FWHM) |
>30GHz |
グループ遅延リップル(GDR)*2 |
<±12ps |
偏光モード分散(PMD) |
<2ps |
偏光依存損失(PDL) |
<0.3dB |
*1:スパン長さはSMF-28内において17ps/nm/kmの分散値に基づきます。
*2:グループ遅延リップル(GDR)はD2=1,000ps/nm,BW=0.3nmと75%反射グレーティングに基づきます。
この値はD2,バンド幅並びに反射レベル以下になります。なお、グループ遅延の測定は250MHz変調周波数で行なわれます。
分散補償器の一例
反射スペクトラム
スロープ補償スペクトラム
グループ遅延スペクトラム
グループ遅延リップルスペクトラム
アサーマルパッケージ(サイズ)