製品名:SATCOM & 地上ターミナル
MPS 2350 Lバンド IFL シリーズ
L-バンド IFL トランスミッター&レシーバ
Microwave Photonic Systems社
Note:
GPS:Global Positioning System(全地球測位システム)
SATCOM:satellite communications(米国の民間静止通信衛星)
PCS:Personal Communication Service(アメリカやカナダなどで提供されているデジタル携帯電話サービス)
COTS:
Commercial Orbital Transportation Services、NASAが進めている商業軌道運搬サービスのプログラム名
HFC:Hybrid fiber-coaxial、CATVの配線方式の一つ。CATV局のセンター局(ヘッドエンド)から光ファイバーで配線し、途中で
光-電気コンバーターによって各家庭には同軸ケーブルで配線する。
FTTN(Fiber To The Node)とも呼ばれる。
FOAL:Fiber Optic Antenna Link、IFL:Interfacility Link、LNB:Low Noise Block Converter
DAS:Distributed Antenna System; LMR: Land Mobile Radio;

概要
MP 2350TX 及びMP 2350RXはRF/光モジュールの一対のリンクでRF信号の電気-光(E/O)及び光-電気(O/E)変換を周波数850MHz〜
2,150MHzで実施します。
MP 2350TXを適切な 2350RX RF光レシーバと組合わせて使用することで、広範な通信応用で使用するため、SM光ファイバーでのRF信号
の伝送をサポート出来る広帯域リンクが形成されます。リンクアプリケーションにはアンテナリモーテング、SATCOM、RFディレイライン,
テレメトリトラッキング、及びポイント・ツー・ポイントRF送信が含まれます。

トランスミッタ(50150A1MTX)は、温度安定性制御を内蔵した低ノイズ、高ダイナミックレンジの分散フィードバック(DFB)レーザを使用して
ます。トランスミッタは最大50kmのリンク距離で動作します。ゲインは可変RFアッテネータを使用して調整可能です。このユニットはラック
シャーシのバックブレーンを介して通信するオンボードプロセッサを使用して、状態のモニタリングを提供します。
デバイスモニタと制御はイーサーネットインターフェースとフロントパネルのディスプレイとキーパッドで利用できます。I/Oパラメータには、
レーザバイアス電流、温度、及び警報監視が含まれます。
レシーバは、広帯域RFポストアンプと集積された高速で低歪みのPINフォトダイオードを使用しており、レシーバのポストアンプゲインは内臓の
可変RFアッテネータを使用して調整する事ができます。ユニットは2350TXと同様に受信パワー、温度、及びアラーム監視等のI/Oパラメータを
提供します。

応用
・アンテナリモーテイング  ・SATCOM  ・テレメトリー(遠隔測定)  ・無線/PCS

特長&オプション
・850〜2150MHz    ・波長: 1310nm ・調整可能なゲイン ブロック   ・イーサネットの状態モニタリング
・即座に相互交換可能なプラグ・インモジュール    ・スモールフォームファクタ フランジマウント

L-バンド、光ファイバー、IFL トランスミッタ・レシーバ  仕様
一般 パラメータ
仕様値
波長
1310nm
電源
筐体経由で供給(外部電源参考)
光コネクタ
FC/APC(又はお客様仕様)
RFコネクタ
SMF(f)、50Ω 又はお客様仕様
動作/ 保存温度
-20〜+55℃/ -30〜+80℃
モニター/ 制御
キーパッド付き前面パネル/ リモートイーサネット
ローカル/ リモート警報
パネルLED/ リモートイーサネット
RFパラメータ
仕様値
周波数応答
850 MHz 〜 2150MHz
入/出力インピーダンス
50Ω
入/出力VSWR
1.7:1(Max)
ゲイン
1.0dB ; +10dB〜-10dBまで0.25dB刻みで調整可能
ゲイン平坦度/安定度
±1.0dB(全スパン)/ ±0.25dB/24hr.
NF
21dB(max)
光損失割当
4.0dBo
SFDR(note:1)
>107dBm・Hz
ダメージ受けない最大入力パワー
+5dBm(max)

お問い合わせ
株式会社ネオトロン