それは二つのお互い接合された同じ厚さの複屈折材料のから作られます。その各々は表面法線に対して45°の光軸を持ち、
お互いに対して90°の角度を持っています。上図参照。最初のプレートに入射した光は、その2つの構成の偏光状態、常光
線、超常光線の偏光状態に分割されます。常光線は邪魔されずに伝播するが、超常光線は、一辺に平行に変位される。第二
の結晶に入ると、第1の結晶での常光線は超常光線となり、第二結晶及び垂直第1のビーム変位の方向に変位します。各偏波
成分が効果的に独自の干渉計を通過して直線縞の各対が生成されます。

サバール板によって生成されるビームの変位は、約石英で0.0042倍、方解石で約0.075倍です。
サバール板のご注文時には、御必要な材料、口径そして厚さをご指示下さい。またもしＡＲコーティングやマウント等の要、
不要の情報をもご連絡下さい。
例えば口径10mm、全厚さ15mm、マウント付きの方解石のサバールプレートの場合型式はCSP10-15-Mとなり、
550nmを中心とする外表面上の単層のMgF2のコーティングと同型式はCSP10-15-AR550となります。

サバール板は、例えば星の光のように非常に弱い偏光された光検出用として、使用される通常方解石または石英等の
いずれかで作られる極めて有効な装置です。