タイプ
|
FOI 5/57
|
FOI 5/711
|
|
波長
|
500 ~ 900 nm
|
900 ~ 1100 nm | |
口径
|
5 mm
|
5 mm | |
アイソレーション
|
>= 30 dB
|
>= 30 dB | |
挿入損失
|
<= 0.5 dB
|
<= 0.5 dB | |
チューニング範囲(nm)
|
500 - 750, 750 - 850, 800 - 900
|
±5°固定波長に対して | |
サイズ
|
偏光子含まず |
60 φ x 58mm long
|
75 φ x 75mm long |
偏光子含む |
60 φ x 100mm long
|
75 φ x 120mm long |
超広帯域チューニングレンジファラデーアイソレータ
ますます広範囲のチューニング範囲を持つアイソレータに対する顧客の要望に応えて、当Laysop社では新しい
アイソレータの新しい設計を導入しております。 これはFOI5 / 57の設計に基づいていますが、通常のTGGロッド
よりもやや長めの強度のマグネットアセンブリを使用して最大動作波長を上げ、さらに重要なことに新しい便利な
波長調整アセンブリを使用しています。
下の写真は、チューニング範囲の両極端なデバイスです。 また、ロッドの回転や偏光子の相対的な向きの変更を
伴わずにTGGロッドの磁石アセンブリへの純粋な平行移動を生成するヘリコイダル チューニング機構も明らかに
示している。チューニング機構は非常に滑らかであり、 650-1,100nmの非常に広い波長範囲でのアイソレーション
を最大限にするためにチューニングが可能です。
「ファラデーアイソレータ」を作るためには、回転子に一対の偏光子を加え、回転角を45°にする必要があります。
回転子は、アイソレータを通って戻ってくる反射器にとって付加的であり、アイソレータへの入力における入力
偏光状態と反射偏光状態との間に90°の差異を与える。したがって、入力偏光子は後方反射を拒否する。
出力偏光子は、アイソレータ(下図を参照)を通って透過するために偏光状態を掃除し、光が装置を通って戻る前に
偏光されていても良好な分離を確実にするために必要である。
光ダイオード、または非相互デバイス
定在波レーザ共振器のよく知られた問題は、定在波が利得の局在飽和を引き起こし、レーザ媒体が一様に使用され
ないという空間的なホールバーニングの影響である。これは、効率の低下および不安定性をもたらす可能性がある。
このための1つの共通の解決策は、共鳴が形成されないように、レーザ媒体の全体が利用されるリングレーザキャビティ
を使用する事である。しかしながら、レーザが、レーザ利得に対して競合する等しい強度の2つの逆伝播波を有する事は
望ましくないので、リングの周りを一方向に進む光に対してより高い損失を生成する方法が見出されなければならない。
微分損失は一般的にそれほど高い必要はないが、レーザ利得競合の性質は、伝播の一方向のみがサポートされるような
ものである。
問題は、そのような方向性の損失をいかにして作り出すかです。答えはファラデー効果にあります。ファラデー効果は、
すべての媒体においてある程度存在するが、強い同軸磁場の存在下での光の偏光面の回転を説明する。その効果は、
一般に非常に小さく、一握りの材料においてのみ重要であるが、特にテルビウムドープガラス、特に単結晶テルビウム
ガリウムガーネット(TGG)において顕著である。ファラデー効果によって生み出される回転に関して特に重要なことは、
石英回転板または適切に配向された二分の一波長遅延板によって生成されたものとは異なり、本質的に非相反的で
ある事である。後者では、例えば、通過する光のための時計回りの方向における偏光軸の回転は、逆方向に進む光に
対して逆転され、逆反射された光は前と同じ偏光を残す。しかし、非可逆TGG素子では、一方向の時計回り回転は、
他の方向を通過する光に対しても時計回りになるので、偏光軸は逆反射で2倍回転する。 TGGファラデー素子と石英
回転子又は半波長板からの等しい強度の受動回転とを組み合わせることにより、一方の伝播方向で回転をゼロに合算
することが出来るが、反対方向では2倍になる。したがって、(Nd:YVO4のような偏光利得媒質のような)共振器内の
偏光依存損失は、一方向のみに伝搬する光に対して強い抑制効果を有し、一方向性レーザが生成される。
Leysop Ltdでは、直径35mmの下の写真のハウジングの5mmアパーチャダイオードのような完全な光ダイオードアセン
ブリ(マグネットを含む)を20年以上に渡って供給しております。また、OEMレーザーメーカー様独自の仕様に対応可能
ですので、ご要望等を実現するためにお手伝いをさせて頂ます。